音空間事業本部  河野 恵  崎山 安洋

東北朝日プロダクション MA室 音響調整事例

1. 概 要

2021年10月、東日本放送新社屋内に東北朝日プロダクション様の新しいMAがオープンした。移転を前提にした計画ではあったが、適切なモニター環境にするため、室内の仕様やインストールされる機器などの条件を緻密に分析し、吸音・拡散の配置検討や音響機器の配置などの提案を行った。音響調整の部材として、高い音響性能とインテリア性を兼ね備えた音響調整家具― Meleon(メレオン)― を導入し、効率的な音空間づくりを行った。居心地の良さと音の良さを売りにしたMAとして東北エリアの新しい拠点が誕生した。

後方
後方
クライアント席背面Meleon
クライアント席背面Meleon

2. お客様の声

河野様、崎山様をはじめ、沢山の方々のご協力で、快適な音響空間を作り上げることができました。色々と計算いただいたおかげで、以前のMA室とは比べ物にならないくらいの音環境です。お客様からも大変好評いただいております!室内は木の家具をあしらってアットホームな空間を演出しました。その中で最大の魅力は、やはりMeleon の導入です。
コロナの影響でマスク着用がマナーとなり、人との距離があると、どうしても声が聞き取りにくくなってしまいます。Meleonを導入したことで、マスク着用でも人の声が聞き取りやすくなり、コミュニケーションにストレスを感じません。おかげでMA作業もより円滑に進められるようになりました。

システム

  • Console : YAMAHA NUAGE / Main Monitor : GENELEC8050A / Small Monitor : TANNOY 502 /
    DAW : Steinberg NUENDO / Monitor Controller : YAMAHA MMP1
Meleon とオブジェ
Meleon とオブジェ

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