音響計測・評価・開発支援 吸音遮音材料性能評価・予測 シミュレーションを用いた開発支援サービス

実験領域・解析領域の両アプローチを用いた設計・開発支援

日本音響エンジニアリングでは、無響室をはじめとした実験設備を施工・計測システム開発し、また自社でも計測を多数行ってまいりました。当社の設計・開発支援は、数値解析領域だけではなく、実験・計測領域の知見も活かしてアプローチします。

実験領域・感性領域の知見の必要性

一般的に吸音材や遮音材をはじめとする防音材(音響材料)を用いた製品開発は、次のようなステップをとります。


  1. 1.機能や要求の定義

  2. 2.材料単体の開発

  3. 3.材料を組み合わせて作られた部品開発

  4. 4.最終製品の開発

それぞれのステップでは、人間の感覚や、パラメータの多さ・専門性、さらに製品実装環境の差異による音性能評価値の変化等、さまざまなことを考慮する必要があります。

適切にシミュレーションを活用するためには、注目すべき現象や仮定について正しく理解して、製品レベルに合わせた評価量や検討手法を設定することが重要です。
このためには背景となる実験領域・感性領域の知見も不可欠と言えます。

開発支援例

材料や構造の音響性能予測・メカニズム解明

吸遮音材料や、それらを含む構造の音響性能予測を支援します。
また、メタマテリアルのような複合的な現象を含む構造の音響性能に関するメカニズム解明なども実施しています。

設計のための数理モデル化

3D-CAEのような詳細なシミュレーションは、高い精度を誇る一方で計算コストは膨大です。そのため、設計段階でのパラメータ検討には1D-CAEのようなローコストの計算手法を用いるのが効率的だと言えます。当社は設計段階に活用できるような低次元モデルの構築をサポート致します。

様々なツールを活用して開発を支援

一般的な汎用解析ソフトウェアはもちろん自社実験設備、開発ソフトウェアを用いて開発支援をご提案いたします。

  • 無響室
    無響室
  • 無響室
    残響室
  • 無響室
    試聴室
  • 残響室法吸音率測定
    残響室法吸音率測定
  • 音響透過損失測定
    音響透過損失測定
  • 垂直入射吸音率測定
    垂直入射吸音率測定
  • 材料パラメータ測定
    材料パラメータ測定
  • 吸遮音材特性予測
    吸遮音材特性予測
  • 有限要素法解析, 幾何音響解析等
    有限要素法解析, 幾何音響解析等

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