Red Bull Music Academy Tokyo 2014

音空間事業本部 出口 公彦、廣瀬 大輔、葛西 信輔、佐藤 慎也、宮崎 雄一

若く才能溢れるアーティストたちを支援する世界を旅する音楽学校、レッドブル・ミュージック・アカデミーが昨年10月に開催されました。16回目を数える今回、東京に初上陸し、6000人以上の応募者から選ばれた34カ国を代表する59名が参加。世界中の才能豊かなアーティストたちが特別に用意されたスタジオに集まり、様々なアイデアやサウンドを共有し合いました。本計画では、音響設計をバルセロナのacousthink社、意匠設計を隈研吾建築都市設計事務所が担当されました。

Academy Space 1Fには、SSL4048G+が据えられたコントロール・ルーム。天井に吊られた木製パレットが印象的なレコーディングエリアは、Drum/Vocal Boothを持ち、ビンテージなアナログ機材が並びます。4Fに8部屋あるBed Room Studioは24時間稼働し、制作に打ち込むことができます。5FにあるLecture Hallでは、様々なアーティストによるレクチャーが行われ、隣接するLoungeでは、自由に食事をとることができ東京で活躍する著名な作家のコンテンポラリー・アートが展示されました。また、Radio Studioが併設され、RBMA Radioが世界中にLiveで配信されました。

アカデミー開催は1カ月という短期間でしたが、今回のプロジェクトを通して、音楽・アート・建築と多様なジャンル、国境を越えて様々な人が出会いコラボレーションし、RBMAという場を作り上げたエネルギーは素晴しいものでした。RBMA Tokyo開催終了後、今年2015年3月からレコーディングスタジオ「Red Bull StudiosTokyo」として運用開始され、様々なアーティストの発信拠点となります。