名古屋営業所 稲毛 大輔 音空間事業本部 重冨 千佳子 佐竹 康
1. 概 要
MA1・２更新に伴う一部内装改修、コンソール家具納品、音響調整を行った。MA1では、バッフル内部の音響内装処理を大幅にブラッシュアップし、低域の立ち上がりの良さ、各帯域の解像度の向上を図りつつ、主である音声のわかりやすさを考慮した改修となった。またイマーシブオーディオ（7.1.4ch）採用に伴い、サラウンドスピーカー、100inchスクリーンの追加設置、単焦点プロジェクタ採用により迫力のあるコンテンツ制作が可能となった。MA2ではスピーカースタンドを採用頂き、重量ブロックなどでスタンドの揺れを押さえ、低域の改善を行った。
MA1 コンソール
サラウンドマウント金物
2. お客様の声
MA室をリニューアルするにあたり、様々なプラットフォームに配信できるイマーシブオーディオが制作できるMA室を作りたいと相談させて頂きました。既存施設の改修と限られた予算という厳しい条件の中でしたが、関わって頂いたスタッフの創意と工夫とで素晴らしいMA室が出来上がりました。立体空間を意識した音響調整は初めての経験でしたが、御社のノウハウを存分に活かして頂き妥協のない音響空間が出来上がったと思っています。稼働して2か月で既に2件のイマーシブオーディオ制作案件が決まっており、今後も今までとは違ったコンテンツ制作に活用させて頂きたいと思います。
システム
- Console : Avid S3
- Monitor Control：Tac-System VMC-102
- Monitor Speakers：L,Rch：PSI A25-M / Cch：PSI A21-M / Surround：PSI A-14-M × 8 /
- SubWoofer：PSI A225-M × 2
- Display：42inch × 1 台（バッフル埋込）、24inch × 2 台（卓上）
MA2 コンソール