HALF H・P STUDIO BOF1代々木公園 Stage2

音空間事業本部 平田 昌之、福村 薫美、崎山 安洋

概要

2001年竣工のアフレコスタジオを、より遮音性・音場に優れた環境とするために改修工事を行った。新たな計画では、機動力重視のスタジオとして、スタジオ・コントロールルームともに浮遮音構造を採用し、上下階のスタジオと同時運用する際の影響が小さくなるよう配慮した。加えて、以前よりも吸音スペースを十分に確保し、アニメーションの音響制作・海外作品の吹き替えに適したデッドな音環境を実現した。
アフレコスタジオは天井中央部を折り上げ天井とし、高天井を照らす間接照明によって演者の頭上に開放感のある空間を演出した。コントロールルームでは改修前の意匠も踏襲しつつ、落ち着いたカラーリングで作業に集中できる環境を目標とした。

お客様の声

今回の改修工事は、既存のスタジオを解体し、課題の多いものでしたが、1つ1つ真摯に対応していただき感謝しております。
スタジオに関して、コントロールルーム内の音響は、静音性が保たれ、とてもクリアに聴ける環境に仕上げていただきました。また、アフレコブース内もこちらのリクエスト通りデッドな音場を構築していただきました。セリフが分かりやすく、録りやすいスタジオになり満足しています。ロビー周りもお洒落に仕上げてもらい、とても居心地の良い空間になりました。

システム
コンソール : AVID S1、スピーカー : PMC 6-2 × 2、GENELEC 8331A × 5
サブウーファー : GENELEC 7350A

CR Rear View
CR Rear View
Studio
Studio
Lobby
Lobby

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