
企画部 山下 晃一
概要
2015年末にANKHとSYLVANを自宅で試聴されて以来、AGS製品を通じて部屋の音場改善のお手伝いをさせていただき10年が経過した。傾斜した高い天井を有する約17畳のリスニングルームにはオートグラフが設置されている。演奏会にも出かけ、生演奏の音を熟知しているオーナーのこだわりを体現するオーディオ機器が奏でる音楽は、あたかもそこで演奏しているかのようだ。
お客様の声
AGSと出会う前もこの部屋に不満は感じていませんでしたが、AGSをこの部屋で試聴したときの驚きは今も忘れません。目の前に拡がるサウンドステージの前後の奥行き感が深くなり、楽器の音像と定位が驚くほど明確になったのです。これほどの情報がCDには入っていたのかと驚きました。それから販売店員さんや日本音響エンジニアリングの皆さんと相談しながら少しずつAGSを追加導入し今に至ります。かつては音が悪いと思って聞けなかったCDも今は安心して聴くことができます。AGSを増やすたびに新たな発見があり、最近はモノラル音源の良さがわかるようになりました。大きな音の向こう側にある小さな音やクレッシェンド感がよく聴こえてきます。打楽器では直接音と遅れてくる間接音がよく聴こえます。演奏者の意図がわかるようになり、日々音楽を聴いて感動しています。部屋の重要性、大音量でも歪みの無い空間の大切さを改めて感じています。これからもAGSを増やしていこうと考えています。

ANKH初導入時(2016年2月)

部屋背面の様子(2024年11月)

部屋上部の様子(2024年11月)