音空間事業本部 平田 昌之 福村 薫美 崎山 安洋
概要
新築の戸建て住宅内に、ピュアオーディオ・シアター・ピアノ演奏を楽しめる空間が完成した。今までの環境もオーディオとピアノが共存したものではあったが、設計段階から室容積を増やし、圧倒的なエアボリュームを確保した。ダイナミックオーディオでの視聴を繰り返した結果、AGS に囲まれるプランが採用された。ピアノ演奏の環境も重要視され、機器音源と楽器音源との共存が可能となった。
お客様の声
前の住居でオーディオルームを自分なりに設計し、そこそこの音を出しておりましたが、音の飽和や定在波などの問題は工夫により解決できるものではなく、新築するにあたりダイナミックオーディオ様の紹介を経て設計の段階から携わって頂きました。前の経験での反省やこだわりを活かすべく、無理なお願いも聞き入れていただきましたが、ピアノ室を兼ねたオーディオルームとして、音だけでなく使い勝手や美観的な面でも大満足しています。鉄筋構造の地下ですが、吸音・調整層やANKH の効果により、飽和しない響きの整ったオーガニックな音となりました。オーディオルームとして、機器の存在が目の前から消え、音楽だけが立体的に展開する様を体感する喜びは、機器をグレードアップしただけでは得られないもので、部屋の大切さを改めて実感させられた次第です。
また、ピアノ室としても、部屋の響きの質が高いため、強弱や音色など、打鍵のコントロールが弾き手の意図した音となって表現され、それが、上達への手段となり、モチベーションへと繋がっていきます。
オーディオルームとしても、ピアノ室としても最高の音質の部屋となりました。設計から施工まで、貴社をはじめ、今回、多くの方の尽力を賜りましたことを感謝致しております。
Rack space
Grand piano & ANKH
Screen