音空間事業本部 平田 昌之
1. 概要
海外映画・ドラマのアフレコ業務量増加に対応する為、BOF3幡ヶ谷ビル内に新たなスタジオフロアが完成した。Dolby Atmos Homeに対応し、130インチの大画面を納めるべく既存音響内装を全面解体し、室内空間を拡げた。間接光ラインが縦横に走る意匠デザインとした。
Rear view
Prepro room
Ante Space
2. お客様の声
今回、5F に在るStage5、PrePro Roomの更新工事が計画され、Stage5は5.1chのダビングスタジオからDolby Atmos Home対応のダビングスタジオへのアップグレード工事となりました。計画当初、自社内には設定されていなかったDolby AtmosHomeが候補に挙がり、DolbyJapan様・株式会社浜田様・TACシステム様の協力の下、Dolby Atoms Homeの条件をクリアし完成となりました。
プリプロルーム側も、スピーカー設置方法を見直し、両室共にスピーカーの高さ・角度と位置関係を関係者で綿密に話し合い、海外クライアントの細かな要望に対応した迫力のある音場環境となりました。
特に崎山氏の音響調整は完璧で、音の微かな違いも判断できるスタジオになり大変満足しております。
日本音響様には、こちらの要求に親身に対応していただき感謝しております。
システム
Avid S6 M40 / Avid Protools DAW
GENELEC S360AP 8341AP 7370AP SPEAKERS
Avid MTRX / Dolby HT-RMU / SONY VPL-VW225