大阪営業所 藤原 昂 柿沼 誠
音空間事業本部 崎山 安洋

1. 概要

今回新たに2ch+5.1.4chの3D Audio対応となり、ハイトスピーカー4本増設、家具は全て左右対称、コンソール台は表面吸音仕上げで新調。お客様には「EQなしでいけそうですね」と第一声を頂いた。最終調整で、各チャンネルの再生ニュアンスを含めLEVEL・EQなど微調整の結果、3D Audioならではの立体音像定位、つながりの良い音像移動などナチュラルなモニタリング環境が構築できた。


Facade


Console desk


Front top speaker


Rear speaker stand

2. お客様の声

2008年の現社屋へのMA室移設やその他スタジオの音響内装や音響調整を全てお願いして、日本音響エンジニアリング様には厚い信頼をおいていましたので、今回のリニューアルをお願いすることにしました。リニューアルでは、5.1.4ch立体音響への対応のためのバッフル面の改修や高さ方向のスピーカー増設などが必要で、大きな改修となりました。弊社MA室は立体音響に対応するには天井高が低く、どの様に高さ方向のスピーカーを配置するか悩みましたが、天井を開口し、スピーカーボックスを設置するアイデアをいただき、どうにか実現することが出来ました。音響調整においても、非常に繋がりの良い音場を作っていただき大変満足しています。今後この素晴らしい環境を活かしたコンテンツをドンドン作っていきたいと思います。

システム
Console : Avid S6 / Main Monitor : FOSTEX RS-N2 / Surround Monitor : MUSIK RL904, RL906

おすすめの記事