エクサインターナショナル 赤坂センター

音空間事業本部 岩渕 淳、広瀬 大輔

1. プロジェクト概要

エクサインターナショナルは今年の4月1日、港区赤坂にHDフル対応のポストプロダクションセンターをオープンした。

昨年6月に閉館した演劇ホール(地上3階建て、地下2階)を全面改修し、地下2層吹抜けの大型バーチャルスタジオ、MA2室、テレシネ、リニア編集室2室、ノンリニア編集室3室が設けられている。今回のプロジェクトにより赤坂センターをHDフル対応のコンテンツ制作の拠点とし、既存の恵比寿センターは映像フォーマット変換やオーサリング、エンコーディング業務を継続して行うことになった。

2. スタジオの特徴(バーチャルスタジオ、MA)

1) バーチャルスタジオ

幅11m、奥行18m、高さ5.5mのバーチャルスタジオは Brainstormソフトウェアを導入し、完全な3DCGに対応した3Dバーチャルシステムとなっている。バーチャルクレーンによる地面からのあおり、上空からの見下ろし撮影も可能になり、より立体的な表現が出来るようになった。また、カーテンホリゾント(ブルー・グリーンバック)によるクロマキー収録、3DCGバーチャル収録の他、白ホリゾントによる通常撮影、既存の昇降式段床を客席として利用することで公開収録にも対応しており、キー局を除くと都心部では稀少なスタジオとなっている。

2) MA

映画やゲームのアフレコ作業に対応できるように、2室とも4人程度が並べる比較的広めなブースを併設している。MA-1では今後のブルーレイによる映画や音楽ライブ、ゲーム分野での需要を見込んで、7.1chサラウンドシステムを導入している。

3. お客様の声

  • 演劇ホールからの転用ということで、外部からの騒音に対して心配であったが、現在まで運用上問題がなく安心している。
  • MAは明るいイメージでまとめられ、落ち着きもある。計画時点ではスペース的に厳しいと思われた、MA-2のブースも実用的に問題なく、結果的に2つのMA室で同様の作業が出来ることになり、運用面で助かっている。
工事概要
工期 2009年1月~3月
ゼネコン ケイアンドイー(株)
所在地 東京都港区赤坂

バーチャルスタジオ


バーチャルスタジオ

MA-1
MA-1

  • MA-1ブース
  • MA-2ブース
  • MA-1ブース
  • MA-2ブース