音空間事業本部 後藤 宏明 佐竹 康 崎山 安洋 重富 千佳子
コンセプト
既設のサラウンド5.1ch 対応スタジオからDolby Atmos / 360 Reality Audio 両フォーマットに対応したスタジオへの改修を計画。音楽制作に特化し、最良のモニター環境、快適な作業空間、高い居住性を目指した。
スタジオの特徴
空間オーディオミックスを主軸としながらもブースは残し、ボーカル、ナレーション録音にも対応可能。メリットである天井高さを活かし、サークルを大きく取ることで空間配置の明瞭度、定位感を担保。サブウーハーとボトムスピーカーはフロントバッフル面に埋め込んだ。サークル内はエンジニアデスクのみとし、モニター反射を極限まで減らすレイアウトでプランニングした。
お客様の声
空間オーディオの需要が高まり今回の改修に至りました。施工、システム、エンジニア各プロフェッショナルのノウハウが集結し、我々が理想とする利便性と居住性を確保しながらも『音楽的である』というゴールに着地出来たこと、苦労した甲斐がありました(笑)。クライアントからも『音がいい』『居心地がいい』と高評価を頂いております。 ありがとうございました。
システム
Monitor : PMC6-2 (L/C/R), PMC6 ( Wide/Side/Back/Top/Bottom), PMC8-2SUB(LFE)
Dolby Atmos : 9.1.4ch /360 Reality Audio : 9.0.5+3Bch
DAW : Pro-Tools
Interface : Avid MTRX × 2
Dolby Atmos : HT-RMU for Dante / Mac(Dolby Atmos Mastering Suite)