株式会社 カプコン フォーリーステージ新設工事

大阪営業所 根木 健太、後藤 宏明、岩渕 淳
音空間事業本部 崎山 安洋

1. 概要

研究開発棟に隣接した新築カプコンテクニカルセンターの地下に、ゲームソフトで使用される効果音のリアルな収録を目的とした『フォーリーステージ』が新設された。スタジオ内は約45㎡と決して広くない空間に、コンクリート・長尺シート・インターロッキングブロック・石等の多種多様な床素材をコンパクトに配置し、他にもシャワー付き水槽、縞鋼板とエキスパンドメタルの蓋、床の木製の蓋を開けると軟らかい土と、締め固めた土が設けられている。繊細な音を収録するフォーリーステージのスタジオは、幹線道路の松屋町筋・阪神高速環状線、1階エントランスの歩行音の影響を考慮し遮音を強化。スタジオの音場は低音域の影響を最小限にし、壁に柱状拡散体AGSを配置する事で、デッド過ぎない音場を構築。また、空調の吹き出し音の影響も考慮し、スタジオ内に空調リモコンを設置。空気中の粉塵を除去する強制換気も設けられている。壁・天井のカラーリングは御客様の希望により赤を基調とし、暖かみのある居心地の良い空間が完成した。

2. お客様の声

限られたスペースを最大限に活かすイメージ通りのステージとなりました。特に柱状拡散体AGSによるデッド過ぎない音はゲームにほどよく馴染む空気感を持っており、正に望んでいた「カプコンサウンド」を収録できるようになりました。我々のわがままやこだわりが詰まった最高の環境が整いましたので、より臨場感のある、没入感を高めるゲームサウンドでお返ししていきます!

多種多様の床材を配置
多種多様の床材を配置

背の高さの異なる2つの水槽 Studio
背の高さの異なる2つの水槽 Studio

Control Room
Control Room