音響計測・評価・開発支援 ケーススタディ

case01

吸遮音性能をもつ材料の性能評価を行いたい

自社製品に新たに音響性能も期待できることがわかった。音響性能の現状調査について上長から指示されたものの、音響技術を扱った経験がなく、適切な試験方法の見当がつかない状況となった。

課題の状況

  • これまで音響技術を扱った経験がなく、音響性能に関する情報が不足している
  • 自社に試験設備がない

課題解決の状況

  • 無料の音響技術セミナーを開催しております。また、ご報告の際には結果について丁寧にご説明いたします。
  • 当社には残響室、無響室等の実験室をはじめ、各種計測設備がございます。お客様の目的をヒアリングした上で、当社設備を使って実現可能な方法を提案いたします。

音響材料特性測定

case02

音響材料の開発について試作評価からの脱却を図りたい

これまで吸音遮音材料開発の際は、試作評価を行ってきた。今後は開発期間を短縮するためにシミュレーションツールを活用して、できるだけ試作工程を削減していきたい。調査したところ予測にはBiotパラメータが必要であることがわかったが、自社に当値の蓄積はない。

課題の状況

  • シミュレーションツールの導入
  • Biotパラメータ情報がない

課題解決の状況

  • 積層構造音響特性予測ソフトウェアSTRATI-ARTZの導入により、付属の豊富な材料パラメータデータベースを使って、すぐに性能予測を開始することができます。
  • また、既存の垂直入射吸音率を活用して、材料パラメータを推測することもできます。

積層構造音響特性予測ソフトウェアSTRATI-ARTZ

case03

手間のかかる繰り返し測定を自動化したい

製品の音響性能を把握する際には、製品の周囲複数点について音圧レベル等を測定する必要がある。マイクロホンスタンドを使って、1点1点設置していたが、狙った場所に設置することが難しく、精度も悪いし、効率も悪い。何とかできないか?

課題の状況

  • マイクロホンスタンドでは精度も低く、効率も悪い

課題解決の状況

  • マイクロホン移動装置とそれを制御するカスタム計測アプリケーションを導入することで、作業が効率化され、また測定精度も向上しました。
マイクロホン移動装置