東北放送 絆スタジオ(ラジオ第9スタジオ)

音空間事業本部 野澤 由香

1. コンセプト

新しいAM放送スタジオとして、従来のスタイルを一新し、ワンマンDJスタイルを軸に、公開生放送などにも対応した絆スタジオが2011年12月の初めにオープンした。エントランスを入るとすぐに、見学者との一体感が感じられる大型の覗き窓、外部側には外光が入る小窓を配置した開放感のあるスタジオである。室形状や音響内装においては、これらのガラス面による反射音の影響を抑え、自然で心地よい響きを意図し、またデザインにも配慮して、室全体の反射・吸音バランスを考えた音響空間作りを心がけた。

2. お客様の声

東北放送(以下、TBC)では、新しいスタジオをTBC本社正面玄関前に構築するにあたり、従来のスタイルにとらわれず、これからの新しいメディア放送にも対応できるスタジオの構築をコンセプトに進めてきました。しかし、昨年3月11日に東日本大震災が発生。工事の遅れや具材や機材納入の遅れなど様々な問題に直面しました。

放送機材の設置が11月中旬に完了、ようやく完成したスタジオは、落ち着いた雰囲気、心地よい響き、スタジオ外からの様々なノイズの遮音対策など、今までのTBCのスタジオとは一味違った雰囲気、音響空間を構築できました。MCや来客者からの評判も上々、また新しいスタイルでの運行という事で、色々と新しいアイデアも出され、今後がますます楽しみなスタジオが完成しました。

エントランス側より
エントランス側より

サブ側よりスタジオ内部
サブ側よりスタジオ内部

スタジオ内
スタジオ内

【システム】
コンソール Studer ON AIR3000