音空間事業本部 加藤 丈晴、佐藤 節雄

1. コンセプト

本プロジェクトは1971年に完成した瀬谷区総合庁舎・公会堂及びそれらに隣接する二ツ橋公園を一体としたエリアを、総合庁舎・公会堂の老朽化やバリアフリー化に伴って建て替え整備するもので、PFI方式により実施された。弊社は計画時から本プロジェクトに参加し、旧公会堂には無く新設の練習施設「リハーサル室」2室を施工した。これら2室は隣接し、またホール舞台とは廊下を挟む形で配置されている。室相互の高い遮音性能を実現するために、両リハーサル室は、躯体はコンクリート、室内は防振ゴム浮床、浮遮音天井・壁による「完全浮遮音構造」とし、さらに前室を設け2重に扉を設置した。仕上壁はガラスクロスパネルに不燃木リブを採用し、平面的にも二面には角度をつけて拡散性(音の広がり感)を重視しており、天井も反射・吸音のバランスを考え落ち着いた響きの空間を目指した。

2. お客様の声

完成したリハーサル室は、天井も高く、落ち着いた雰囲気となっており、使われる市民の方々からも好評です。今後もホールの稼働と共に、多くの方々に利用され、愛される施設となると思います。

【仕様】
■リハーサル室

内部寸法 :5.4m×5.3m×5.0m
壁仕上 :ガラスクロスパネル + 不燃木リブ(CH=2500まで)
上部 :化粧グラスウールボード(CH=2500以上)
天井 :反射・吸音 拡散天井
:フローリング