朝日新聞販売ASA藤沢中央店 多目的ホール

ソリューション事業部 宮越 あゆみ、早川 篤
音空間事業本部 佐古 正人、佐藤 慎也、田中 渚

1. コンセプト

このホールは、日常は会議室として、また、ピアノをはじめとした様々な演奏会にも利用できる多目的ホールとして設計されている。室内は暖かみのある木仕上げとしたいというお客様の御要望を叶えるため、ナチュラルな色あいのナラ材で統一し、壁は白い珪藻土塗りとした。音響面では、ホール全体の空間印象を妨げないように木製リブ、吸音クロス、開閉可能な吸音ブラインドなどを用いて、演奏会利用と会議室利用の双方を視野に入れて室内の響きを整えている。大きな窓から部屋全体に陽が差し込み、また、ふんだんに使われた木の質感と珪藻土の調湿効果から、居心地がよく、音の響きにやさしさを感じとることができるホールが完成した。

最後にご指導とご協力を頂きました設計者の(株)岩村アトリエ 東條様、建物の施工を担当された坪井工業(株)様他、皆様に感謝を申し上げます。今後、このホールが様々な人が集う、暖かみのある空間になることを願います。

2. お客様の声

予想以上の出来栄えに満足しています。40席くらいの収容スペースですので、小規模の音楽会やサークル活動、研修会や講演会、さらに会議室として使っていただきたいと思っています。

部屋全体
天井は吸音クロス、後壁には木リブと吸音クロスを組み合わせて部屋全体の音のバランスを整えている

会議室利用時
会議室利用時は照明を切り替え、非常に明るく開放的な空間となる

ピアノはSTEINWAY
ピアノはオハイオ州ヤングスタウンのコンサートホールで使用されていたSTEINWAY