IMAGICA 東京映像センター 第一試写室 リニューアル

音空間事業本部 宮崎 雄一、崎山 安洋、佐竹 康、酒井 基行

1. リニューアル・コンセプト

第一試写室は世界標準を誇る最先端の試写室として1989年に誕生。二十年の歳月を経てフィルムからデジタルシネマに至るまで音源を忠実に再現する業界の" 次世代リファレンス"を目指して改修が行われた。約半年間で音場測定・分析からスピーカー選定・システムプランまで全面的な見直しがされた。ダビングステージと同等の忠実な音場再現と高品位なDCPコンテンツの再生を可能にするJBL社製3wayスピーカを採用。サラウンドには低域再現性の良い15インチウーファー搭載スピーカが選定され、フロントとの自然なつながり感と共にパワフルな音場が確保された。このスピーカ群の能力を最大限に引き出す為、建築面ではバッフル構造の再構築などの改修と、システムの全面更新が約1ヶ月の短期間で行われた。これからも数々の作品の検定試写で先人達が目指した上映品質を求め続ける姿勢は後世まで受け継がれていくことになる。

2. お客様の声

リニューアルに先駆けた検証では日本音響チームに協力を仰ぎ、内装面の問題点のみならず日々の測定や調整手法、機材の実運用に至るまでの課題を見出せた事が大きな収穫でした。この音響分析の結果、限られた工期の中で効率良く課題を克服することが出来ました。工事後も内装面の微調整にお付き合いを頂いており、目標としたナチュラルな音場再現が可能なインフラが整いつつあります。引き続き、お客様に満足いただける検定試写室を提供できるよう、運用していきたいと思います。

Seat Layout
Seat Layout

Front:JBL5732 3way ScreenArray System
Front:JBL5732 3way ScreenArray System

Surround:JBL2215 2way system 15
Surround:JBL2215 2way system 15"woofer