音・振動の実験室、計測システムと技術サービス 音響実験室 試聴室

試聴室の用途と目的

実環境に近い自然な音場で、製品の聴感評価を最適化する「試聴室」

製品開発における「試聴室」は、「実際に製品が利用される環境」に近づけた自然な音響特性を持つ実験室です。オーディオ機器の音質評価にとどまらず、自動車の車内騒音(NVH)や操作フィードバックとなるサイン音(報知音)の評価など、目的に応じた最適な音場設計をご提案します。 当社では、大きく以下の2つの用途に合わせた設計が可能です。


用途1:開発・評価プロセスを加速させる試聴室


完成品やプロトタイプの比較試聴、デバイス単体のシビアな音質評価といった従来の評価手法はもちろん、近年急増しているMILS/HILSを用いたバーチャル開発(MBD)環境での聴感評価にも高度に対応します。


ー なぜMBD(シミュレーション評価)に試聴室が必要なのか ー


例えば、ドライビングシミュレータに視覚情報とロードノイズ等を連動させた総合的な設計検証を行う際、従来は無響室が使われることがほとんどでした。しかし、無響室は音の反射をほぼ完全になくした「非日常的な空間」であり、多くの方が部屋に入っただけで違和感を感じます。そのため、音響性能は理想的でも、人間が実際にどう感じるかという主観評価(官能評価)には適していないとも考えられます。 より自然で、実環境に合わせて室内音響を整えた試聴室での評価こそが、シミュレーション精度を高め、スムーズな開発を実現する鍵となります。


用途2:顧客の心を動かすデモンストレーション用試聴室


製品のポテンシャルを最大限に引き出す音響性能と、快適な居住性、ブランドイメージを体現する空間デザインを融合。顧客に最高の体験を提供するプレゼンテーション空間を創出します。


ワンストップでプロジェクトをトータルサポート


基本計画から音響設計・施工・性能検証までを一気通貫でサポート。豊富な実績と「感性領域」にまで踏み込んだ独自の提案力で、お客様のニーズに最適な試聴室を実現します。

音場調整

弊社では、これまで数々のレコーディングスタジオ等の音響諸室を設計・施工をしてきた経験・ノウハウを最大限活用し、お客様が求める"音質"に限りなく近づけるため、音場調整作業を実施しています。残響時間や周波数特性などの物理量だけでは表現しきれない、微妙な音のニュアンスなどを、お客様とともに試聴を繰り返し行いながら、理想の音場へと調整していきます。

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