去る2024年12月29日、年末の足音で街がにぎわっている休日、日比谷のベヒシュタイン・セントラム 東京ザールでピアニスト 近藤 嘉宏さんのリサイタルが行われました。
近藤嘉宏さんは桐朋学園大学を首席卒業。1987年日本音楽コンクール第2位。大学卒業後ミュンヘン国立音楽大学マイスターコースにおいて名匠ゲルハルト・オピッツ氏のもと更なる研鑚を積み、92年ミュンヘン交響楽団との共演でデビュー、大成功をおさめました。日本国内では1995年に正式にデビューし、翌96年にはCDデビューを果たし一躍注目を浴びる存在となりました。以来、日本を代表するピアニストとして第一線で活躍されており、Denon、Philips、Deccaなどのメジャー・レーベルをはじめとし、30タイトル以上のCD及びDVDを国内外でリリース、その内容もソロ、協奏曲、室内楽と多岐にわたっています。[1]