ふくしま医療機器開発支援センター 無響室

音空間事業本部  柿沼 誠 福満 英章   ソリューション事業部 松尾 浩義

ふくしま医療機器開発支援センター 無響室

1.無響室概要

福島県は、うつくしま次世代医療産業集積プロジェクトに基づき、医療機器の開発から事業化までを一体的に支援する国内初の拠点として「ふくしま医療機器開発支援センター」を郡山市に開所させた。センター内には医療機器の安全性を評価する様々な試験設備が計画され、ME機器(MedicalEngineering)のアラーム音等の騒音レベル測定、音響パワーレベル測定に対応する専用の無響室も導入された。

天井高6.0mの半無響室の天井には、複数点での測定が容易に再現性良く行えるように、6軸(旋回軸、スイング軸、伸縮軸2軸、先端2軸(仰角・水平角))の極座標型のマイクロホン移動装置が設備されており、供試体の格子状表面、円筒形表面においてスピーディで精度の良い音響パワーレベル計測が可能となっている。マイクロホン移動装置に極座標型を採用することにより、天井面に長尺なレールを必要としないスリムな構造を実現させた。

2.お客様の声

音響特性に優れ、極座標型マイクロホン移動装置を備えるなど、特色ある無響室を納入いただけた。また、仕様検討、関連工事との調整、納入後のアフターフォロー等、各段階で丁寧に御対応いただけたことに大変感謝しております。

仕様
自由音場特性:100Hz以上吸音楔800㎜
暗騒音:1dB(A)以下(空調稼働時)
設備:極座標型マイクロホン移動装置(6軸)・コネクターパネル・監視カメラ・貫通配管・床配線ピット等

マイクロホン移動装置伸縮(1)
マイクロホン移動装置伸縮(1)

マイクロホン移動装置伸縮(2)
マイクロホン移動装置伸縮(2)

マイクロホン移動装置先端
マイクロホン移動装置先端