音空間事業本部 佐竹 康 崎山 安洋 後藤 宏明 宮﨑 雄一
1. テレビスタジオ副調整室のサラウンドモニターシステム
2016年6月、音楽番組収録がメインで行われるテレビ局の大型スタジオのリニューアルで、音声副調整室の新サラウンドモニターにNESモニターを納入した。更新前もNESが採用されていたが、フロントとリアでスピーカサイズが違い、且つ等距離配置ではなかったため、今回の更新で、メイン5チャンネルすべて同一距離で平面配置のみITU-R BS775-3.に則して見直され、NES211S(H)が採用された。システム更新に伴い音響内装も全面的に改修され、側壁とリアスピーカのサイドに柱状拡散体AGSも採用されている。
5.1ch Monitor:L,R,C,LS,RSch: NES211S(H) / LFEch:NES100LFE*2 / Power Amp.: BRYSTON 28B-SST2
2.多目的ホール副調整室のサラウンドモニターシステム
2016年3月、音楽番組の生放送から、収録番組、イベントまで幅広く対応するテレビ局の多目的ホールのシステム更新で、副調整室のサラウンドモニターとして導入されているNESのオーバーホールを行った。スピーカユニット交換、パワーアンプオーバーホールに加え、サブウーハーを新規納入した。音響内装も一部改装され、スピーカやディスプレイマウント更新によりフロントバッフルの改修と、側壁と後壁全面に柱状拡散体 AGS が追加導入された。
5.1ch Monitor:L,R,Cch:NES211S(H) / LS,RSch: NES101S / LFEch: NES100LFE / Power Amp.:NES500, NES400ES, NES400D