概要

ライブレコーディングを主な業務として活躍されている株式会社SCI様のフラッグシップモデルであった1号車が18年ぶりに更新となった。ライブ中継コンサートに大小様々な中継車を派遣しているSCI様として1号車は大規模なイベントへの出動も多く「広く、使いやすい空間」を目指し、前方SP台の配置、車両後方のマシンルームの配置や天井拡散体の設置、空調機の設置スペースなど再三のレイアウト検討を経て今回の実車完成となった。

お客様の声

約5年ぶりの音声中継車の更新となりました。弊社としては3台連続でのNOEへの依頼となります。プロダクション中継車の宿命として現場収録内容に応じクライアントの持込み機材を多数搭載するため、以前から室内を1cmでも広く確保したいとお願いしておりました。またコロナ渦以降ライブ録音以外に同時OnLine配信の需要が急増し配信機材、バックアップ機材等の設置スペースを含めた、さらに広い室内スペースが要求されております。新1号車の完成を見た弊社スタッフ達の最初の感想は広い!!でした。またこの空間はサウンドに対しても非常に良い影響を及ぼした様です。4月の稼働開始以降、順調に全国の会場で収録業務を行っております。今回も担当頂いた野澤さんには無理難題をご理解いただき、この難題実現に対し工夫を重ね形にして頂いた大工さん、空調、電気施工関係者の皆様に御礼申し上げます。

システム
Main Console Solid State Logic System T S500 with 128ch StageBox
Outboard UREI 1176 UREI 1178 NEVE 33609

車両前方
車両後方
後方マシンルーム

おすすめの記事