騒音対策・提案・工事 工場・事業場の騒音対策 工場の騒音対策

こんな課題はありませんか?
  • 騒音計で測定したが情報の共有に苦労をしている
  • 騒音の大きさは分かるが音の到来方向が分かりづらい
  • 提示された対策効果量の根拠が分からない
日本音響エンジニアリングなら

長年にわたり培った経験やノウハウ、当社製音響カメラやシミュレーションによる可視化により、感覚的にわかりやすい資料の作成や理論立てた対策案の提示が可能です。

本業務は騒音源の対策を検討されている企業様向けのサービスです。
個人で騒音にお困りの方、騒音の相談を受けている管理会社の方向けには対応しておりませんが、こちらが参考になれば幸いです。

工場の騒音対策における一連の流れ

私たちは、音響カメラSoundGraphy(サウンドグラフィー)を使って、工場の騒音源を"可視化"します。また、騒音予測ソフトウェアを用いたシミュレーションにより、騒音の伝搬状況も"可視化"し、お客様と一緒になって最適な騒音の対策方法を検討させていただきます。

対策方法の検討後には、対策工事のご提案も可能です。当社は防音材等のメーカーではないため、お客様の側に立って騒音対策のための材料・工法を選定することができます。またお客様が指定された工事会社様に対して、対策工事の具体的な工法の提案とアドバイス、施工図のチェック、施工中の現場確認等の監理業務もご依頼いただいております。さらに、対策工事後の性能確認調査をご依頼いただくことで、対策工事の効果を正確に確認することが可能です。
また、近隣環境への騒音影響を常時監視する測定システムについても、お客様のニーズに合わせてご提案させていただきます。

1:現地調査

現地調査は、騒音状況のヒアリングと専門業者視点での現地の問題推定を行います。訓練された聴覚を持っている方であれば問題はないのですが、音の波動性や音響障害等を考慮しないと根本的な問題を見逃す可能性があります。

2:現況の騒音状況をモデル化

現地調査に基づく現在の問題の可視化を行います。この作業により、音源ごとの評価点に対する寄与を推定でき、対策すべき騒音源と必要減衰量を整理することができます。

3:対策シミュレーション

現況の騒音状況を整理した結果を基に、対策検討案ごとの減衰効果を推定することができます。また、対策すべき騒音源が多くある中で全て対策することは予算的に厳しく長期的な騒音対策を行いたい場合、対策毎の効果量推定を行えるため、計画的な騒音対策を行うことができます。

4:対策工事

対策シミュレーションで検討した対策案を基に具体的に施工可能な設計を行い、当社で対策工事を行います。

5:対策効果測定

シミュレーションの検討結果と比較して実際に効果が出ているか責任を持って検収測定を行います。

SoundGraphyで”可視化”

騒音対策を検討するためには、最初に影響の大きい騒音源を特定する必要があります。
自社で開発したSoundGraphy(サウンドグラフィー)は球形のセンサーに16個のマイクロホンと1個のカメラが装着されており、敷地境界や工場内で、短時間の測定により影響の大きい騒音源を"可視化"し、その場で結果を確認することができます。

シミュレーションによる可聴化まで

騒音源を可視化した後は、シミュレーションで対策方法と効果を検討します。長年の騒音対策シミュレーションの実績から得たノウハウによって現況の騒音状況をモデル化した後、対策方法を検討し、その効果を予測します。検討ではお客様の側に立って対策方法や防音材料を比較し、カタログデータではわからない実際の効果を推定します。またシミュレーションで騒音の伝搬状況を可視化するだけでなく、対策後の騒音状況を音で聴いて確認していただけるように"可聴化"し、実際に当社の実験室で対策前後の音を聴き比べていただくことも可能です。

対策工事・工事監理

1974年の創業以来、当社は音にかかわる設計・施工の専門会社として、お客様に喜んでいただける音環境の実現に取り組んで参りました。騒音対策工事においても、音響工事の専門会社としての経験に基づいた工事をご提案させていただきます。
また、お客様の工場内の工事に馴れている工事会社様が騒音対策工事を行う場合も、当社が音響監理として加わることで、対策工事の工法のご提案、施工図のチェック、工事中の現場確認等を行い、対策工事が充分な効果を上げるようお手伝いさせていただきます。

モニタリングシステムによる常時監視

当社では工場騒音を24時間連続して監視する常時監視システムもご提案させていただいております。いつもとは違う特異な騒音が発生した場合、騒音レベルを記録するだけのシステムでは、後から見返しても何が起こったのかよくわからない場合がほとんどです。
しかし当社のシステムでは、あるレベル以上の音をすべて録音することで、後から実際に問題が起きた時間帯の騒音を耳で聴いて確認することが可能です。また騒音レベルだけでなく、周波数毎のデータも記録することが可能です。
さらに工場内のLANやWi-Fiを利用することで、敷地境界の騒音状況を工場内の事務室等、離れた遠隔地から確認することが可能です。
当社の騒音モニタリングシステムは、国内の主な空港周辺で騒音の常時監視を行っています。
この技術と経験を応用することで、お客様のニーズに沿った今までにないモニタリングシステムをご提案させていただくことも可能です。

まずはお電話かメールで騒音環境改善チームのスタッフまでお問い合わせください。
皆さまのご連絡をお待ち申し上げております。

最近の対策検討・工事・監理実績例

●ポンプ所の騒音・低周波音対策検討・対策工事監理(九州)
●自動車部品工場の騒音対策検討(中部)
●製紙工場の騒音対策検討・防音壁工事(関東)
●金属リサイクル工場の低周波音対策検討・防音防振工事(関東)
●福祉施設屋上設備の騒音対策検討・防音壁工事(関東)
●製紙工場の排気口騒音対策検討(関西)

本業務は騒音源の対策を検討されている企業様向けのサービスです。
個人で騒音にお困りの方、騒音の相談を受けている管理会社の方向けには対応しておりませんが、こちらが参考になれば幸いです。

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