騒音対策 調査・提案・工事 長年培った技術を活かし
戦略的な騒音対策で
事業の運営をサポートします

主なご依頼元
  • 工場・事業場
  • 建築設計事務所・建築施工業者
  • 自動車OEM・関連サプライヤ
  • メーカー等で騒音の課題をお持ちの方
  • 官公庁

騒音のお悩みありませんか?
「信頼の実績」と「技術」で解決いたします

信頼の実績

厳しい品質管理が求められる技術研究所や放送局などを40年以上手掛けている実績を基に、工場・事業場における騒音問題解決に取り組んでいます

技術者集団

創業以来、音と向き合いながら技術を高め、ノウハウを蓄積してきました。現在では自社の特許技術も持つ、業界ナンバー1の技術者集団です。音の可視化装置とシミュレーションによる検討で、ムダのない、戦略的な騒音対策を提案します

一貫した対応

調査や得られたデータから分析検討で終わりではなく、問題の把握から対策工事まで一貫した自社でのサポート体制を整えています。建築的な工法や対策手段など、メーカーでは無い強みを生かした総合的なご提案を行います

Step 01

事前騒音調査

ヒアリング
調査を行う前にお客様にヒアリングを行い、過去の経験からどのような騒音が問題になっているのか検討、仮説を⽴てます。このヒアリングをしっかりと行うことで調査の出戻りをなくし、問題の早期解決に結びつきます。


現地調査
事前にお客様より頂いた情報を基に、問題となっている場所で騒音計と音の可視化装置による測定を行い、何が問題なのかより詳細に整理します。

Step 02

対策検討

現状を把握したうえで、どの騒音による寄与がどれだけ影響があるか予測を行います。シミュレーションによる騒音伝搬経路の可視化を行い、なぜ問題となっているか整理します。
現況予測により整理された問題に対して、必要最低限の対策方法を提案します。問題となっている場所に対してどのくらい効果があるか、対策を行ったことによる2次的な問題が無いか把握できます。

Step 03

対策工事

対策工事・監理
厳しい品質管理が求められる技術研究所や放送局などを40年以上手掛けている実績を基に、目的を理解したものが音響品質を監理します。


対策後の性能確認
対策効果の確認を行うために、工事完了後に測定を行います。

事前調査

騒音・低周波音・振動調査
効果的な騒音対策は、最初に各騒音源の位置とパワー、周波数特性を把握し、対策の優先順位を見極めた上で、具体的な対策案を検討することが重要です。また、耳で判断できない場所の騒音に対して、音を可視化する装置「SoundGraphy」による測定で、各騒音源の位置と影響をその場で把握します。
具体的な調査方法などわからないことがあれば是非お問い合わせください。
既に作業環境騒音に対する取り組みを行っているお客様もいらっしゃいます。

シミュレーション

騒音対策検討
どのように騒音が伝搬しているのか、騒音コンター図を作成することによって影響範囲を把握することができます。現況を整理することによって、どのような対策が効果的なのか確認することができます。メーカーでは無い強みを生かした様々な組み合わせを自在に提案します。

シミュレーション

対策後の音の可聴化、体感
対策後の騒音レベルを数字で示しても、直感的に音の大きさをイメージすることは難しいです。仮想的に再現するシステムを用意しています。音の大きさを言葉で説明するのは難しいですが、直接体感することで、より実感に即した理解をしていただけるようになります。

対策工事

騒音対策工事でよく用いられる対策手法があります。弊社はそれぞれの問題に適切な対策を設計したご提案が可能です。


防音対策

騒音の直接音を遮る壁を設けることで、外部への音の伝達を減衰する対策手法です。吸音面を騒音源へ設けることにより、内部の音圧を抑制する働きがあります。

対策工事

消音対策

吸排気口や換気口などの開口部は音をそのまま外部へ伝えてしまいます。消音器を設けることで、圧力損失を自由に設計し、空気を通しつつ外部へ漏れる音を減衰させることができます。

対策工事

遮音・防振・低周波音対策

機器振動により、床や壁、天井へ振動が伝わることで2次音源となり、そこから騒音が発生することがあります。適切に遮音や防振対策を行うことで、効果的に騒音を下げることができます。

手のひらサイズの音響カメラ SoundGraphy

  • 「いつでも」、「どこでも」、「誰でも」をコンセプトに開発された、今までにない小型の音響カメラです。
    主に研究・開発用として実験室で使用されることが多かった従来の可視化装置に比べ、格段に小さく軽いため、特に可搬性や機動性が求められる現場向きの製品です。

工場・事業場の敷地境界および室内の作業環境騒音のシミュレーション検討事例を紹介します。

                             

騒音対策事例のご紹介

  • 騒音対策の検討・工事業務は近隣からの苦情対応が多いため、具体的な内容を写真等でご紹介できないケースが多いです。そこで最近の検討・対策例の概要のみをご紹介させていただきます。

Case 01

ごみ処理工場

私たちが解決!

近年、企業コンプライアンスなどの観点からも周辺環境への配慮が強く求められています。当事例では、敷地境界の騒音規制基準を上回っており、シミュレーションによって影響を分析し、原因を対策することで基準値を下回る検討をご提案いたしました。

Case 02

作業環境騒音対策

私たちが解決!

工場内の作業環境騒音の改善を目指すお客様からのご相談が増えていますが、最大の課題は対策効果の予測です。騒音状況の可視化やシミュレーション検討を行うことで、対策工事を行う前に対策案の効果量予測を行いました。

Case 03

低周波音対策

私たちが解決!

リサイクル設備を導入したことで近隣マンションにお住まいの方から音が気になるとのご指摘があり、設備が稼働できなくなり当社にご相談をいただきました。調査の結果、空気伝搬音だけでなく個体伝搬音も影響があることが判明し、50Hzの低周波音を30dB程度低減する対策を行いました。

Case 04

空気の流れがある騒音対策

私たちが解決!

送風機や室外機等、空気の流れがある設備機器は低騒音化が進んできていますが、配置の仕方などで近隣へ影響を与えてしまっていることがあります。当社は、サイレンサーを用いることで圧力損失を考慮した風の流れを止めない対策で騒音を減衰させることができます。

騒音対策に関するFAQ

騒音規制基準はどの位置で測定したものを基準とするのでしょうか?
原則として敷地境界で音源に近い地点、住宅に近接する地点を中心に評価します。一般的に1.2m〜1.5mの高さで測定しますが、騒音規制法には測定高さに定めはないため、状況に応じた高さで測定する必要があります。
騒音計で測定する場合、評価指標にLAeqやLA95などがありますが、どのような場合にどの評価指標を用いるのでしょうか?
騒音の発生状況ごとに評価指標が異なります。例えば、同じ大きさの音が続く騒音(定常騒音)の場合は、指示値の平均値(LAeq)で評価します。しかし、周りの騒音の状況によっては他の評価方法で評価しなければ正しく評価できない場合もあるため、現地の状況を鑑みた評価を行う必要があります。
     
新築で工場を建てる計画がありますが、将来を見込んで騒音の対策を行えますか?
設計で見込んだ騒音計画が不十分だった場合、後から騒音対策を行うことはできますが、建屋の積載可能荷重やスペースなどの問題により対策できる手法が限られ費用が高額になる可能性があります。計画段階から騒音問題に向き合うことで、不必要な対策工事を行わずに済みます。