音響コンサルティングサービス 施設ごとのコンサルティング事例

用途に適した音環境の創造・品質管理

日本音響エンジニアリングの音響コンサルティング

音響設計を行う際には、施主、設計者から十分なヒアリングを行い、要求される音に対する感覚量を物理的数値を用いた"音響スペック"として明確に提示する、もしくは、一般的な音響指標と照らし合わせて目標スペックを定めることで、出来上がりのイメージを共有することが大切です。
ここでは施設ごとのコンサルティング事例をご紹介します。

オフィス(事務所)

ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)やwell-being(ウエルビーイング)の観点から、働く環境に対する意識が変化しています。音環境についても、"言葉の明瞭性"、"コミュニケーションの取りやすさ"、"守秘性"に加えて"快適性"、"居心地の良さ"も視野に入れたご提案を行います。

ホテル

外資系ホテルの場合、ホテルスタンダードが国際規格(ISO, ASTM等)であるため、日本仕様との対応が求められます。
また、近年は在来木造ではなくCLT工法でのホテル計画も始まっています。このように、従来なかった音響検討のニーズにも対応致します。

学校

保育所を備えた小学校、小中・中高・小中高一貫校等、一つのエリアに多用途の教室や特別室が計画される事例が増え、遮音への配慮はより重要度を増しています。
また、大学では既成概念にとらわれない自由なレイアウトが採用され始めています。
こういったより複雑化した音の課題に対して、音響コンサルティングを行います。

映画館

シネマコンプレックス、ミニシアター、シアタールームなどの新規計画やリニューアル計画の音響設計、音質向上などのコンサルティングを行います。

スタジオ

TV・ラジオスタジオ、レコーデング・編集スタジオ、ストリーミング(配信)スタジオの遮音設計、室内音響設計を行います。

ライブハウス

運用方法をイメージしながらレイアウトから建築面での音響設計までのコンサルティングを行います。

その他の音響コンサルティング

ホール、劇場、体育館(アリーナ)、フィットネス、保育施設(企業託児所)など、大きな音や振動が発生すると考えられる諸施設について、周辺施設の音環境との調和が保たれるように、遮音検討などの音響コンサルティングを行います。