特性の異なる3つの手法による航空機位置座標の測量が可能です。また、新開発のオートゲインコントロール機能により、より広範囲で正確な航空機位置座標を自動で測定することを可能としました。
特性の異なる3つの手法による航空機位置座標の測量が可能です。また、新開発のオートゲインコントロール機能により、より広範囲で正確な航空機位置座標を自動で測定することを可能としました。
航空機が発するトランスポンダ応答信号に含まれるADS-B(Automatic Dependent Surveillance-Broadcast)情報の復号が可能です。航空機がGPSにより測位した自身の位置情報や個体識別アドレスを受信することができます。
受動型二次監視レーダー(Passive Secondary Surveillance Radar)方式による航空機位置座標の測量が可能です。管制に用いるレーダーはSSR、二次監視レーダーと呼ばれますが、SSRから送られる質問電波と、これを受けて航空機から発せられるトランスポンダ応答信号(応答電波)の双方を受信・解析することにより、航空機の位置を求めることができます。
マルチラテレーション(Multilateration)方式による航空機位置座標の測量が可能です。3地点以上に設置したRD-X1により、ぞれぞれの受信時間差を用いて航跡を算出します。
3つの方式はそれぞれ得意とする航空機位置座標の測量が異なりますが、日本音響エンジニアリングのRD-X1であればいずれの測量も可能です。ニーズに応じた航空機位置座標の取得が可能です。
ADS-B | PSSR | MLAT | |
---|---|---|---|
測量地点の選定の容易性 | ◎ | ○ | △ |
座標の精度 | ◎ | ○ | ○ |
ノイズの少なさ | ◎ | ○ | ○ |
全ての航空機を測量可能か? | △ | ◎ | ◎ |
測量可能な座標の時間間隔 | ◎ | △ | ◎ |
座標取得可能なエリアの範囲 | ◎ | ○ | △ |