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離着陸滑走路判定システム

航空機騒音と運航実績・離着陸飛行場を自動照合

離着陸滑走路判定システムDLTLS

航空機騒音の測定においては、測定された騒音データが航空機騒音か否かの識別だけでなく、騒音源を特定すること、つまり、騒音データと離着陸空港、使用滑走路、離着陸方向や航空会社、機種、便名などの情報とを結びつけることが重要です。離着陸滑走路判定システムDL-TLSは、従来ほとんど手動で行っていたこのような作業を、高い精度で自動化します。

航空機騒音発生源特定における課題

複数空域錯綜地域 一般に、航空機騒音の評価を行う際は、空港サイドから提供される「運航実績データ」と観測地点にて測定された騒音値を結びつける(照合する)ことにより、対象空港を利用した航空機を確定し、評価しています。これまでのシステムでは、この照合の鍵となる情報は、「運航実績データ」に含まれる航空機の発着時刻と騒音発生時刻の時間差しかありませんでした。しかし、空港から離れた場所でラッシュ時には1~2分間隔で観測される騒音値と分単位の「運航実績データ」を時間差で照合すること自体が難しい上に、複数の空港を離着陸する航空機が観測される場所での照合は手作業でさえ難しく、航空機騒音発生源特定の自動化が課題となっていました。一方、航空機騒音発生源の特定に不可欠な運航実績を提供する空港サイドにおいても、離着陸時刻、使用滑走路、離着陸方向等の情報管理は自動化が難しく、手作業に頼らざるを得ず、そのために多大な労力を要しています。

航空機の離着陸を正確に捉える自動判定技術

私たちは航空機が発するトランスポンダ応答信号電波と電波高度計信号電波に着目し、離着陸時刻を正確に測定するとともに、その使用滑走路、離着陸方向も把握する「離着陸滑走路判定システム DL-TLS」を開発しました。システムは空港内の滑走路周辺に配置される離着陸時刻自動判定装置、滑走路端に配置される使用滑走路自動判定装置及び中央集計装置で構成され、空港を離着陸する航空機が使用した滑走路と飛行方向を自動判定し、離着陸時刻、航空機識別番号等の情報を記録します。これにより、運航情報の作成やレーダ航跡との照合作業の高精度な自動化を実現しました。

離着陸時刻自動判定原理

使用滑走路自動判定原理

航空機騒音発生源の自動特定を実現

対象空港離着陸機特定原理

さらに、各地の騒音測定地点においても弊社の「航空機騒音自動測定装置」を用いることで、騒音データとともにその騒音を発した航空機の識別番号を記録することができます。これにより、運航情報と各測定地点で観測された騒音データを航空機識別番号をキーにして照合することにより、大きな課題となっていた航空機騒音の特定作業の自動化を可能にしました。

導入実績

DL-TLSは仙台空港、新潟空港、東京国際(羽田)空港、中部国際空港、大阪国際(伊丹)空港、関西国際空港、神戸空港、福岡空港で常時監視システムとして採用されているほか、羽田空港発着機を対象とした短期測定調査でも活用されています。

羽田空港

神戸空港

関西空港

DL-TLSの紹介記事(技術ニュース)
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