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聴感実験システム 「真耳」(聴能形成)

「真耳」システムの概要

システム構成例の写真「真耳」は、音の持つ心理的な側面の測定を支援するシステムです。
「真耳」システムは、音の心理測定を管理するアプリケーション・ソフトウェアとそれを実行するコンピュータ・システム、被験者に音刺激を呈示するためのオーディオ・インターフェース、被験者の応答を収集するための応答端末で構成されます。

「真耳」による音の心理測定の一般的な手順

  1. (1) 測定計画立案
  2. (2) 音素材の用意

    被験者に刺激として呈示する音素材(サウンドファイル)の用意をします。

  3. (3) 音刺激リストの作成 <「真耳」システムにて処理 >

    測定に使用する音素材(サウンドファイル)の登録をします。

  4. (4) 再生スケジュールの作成 <「真耳」システムにて処理 >

    音刺激の呈示パターンと測定試行数、各試行で再生する音刺激と被験者の応答受付時間などの設定をします。

  5. (5) 測定パラメータの設定 <「真耳」システムにて処理 >

    測定内容に応じた被験者に対する教示情報や応答ボタンの設定をします。

  6. (6) 測定の実行 <「真耳」システムにて処理 >

    再生スケジュールに沿った音刺激を再生および、各試行に対する被験者の応答収集をします。

  7. (7) 結果の出力 <「真耳」システムにて処理 >

    結果を集計・表示および保存をします。

  8. (8) 測定結果の分析

    統計処理ソフトウェアを用いた「真耳」システムでの測定結果の分析をします。

音に対する感性を育てる「聴能形成」

「聴能形成」とは、音に対する感性の教育・訓練を体系化した方法で実施することにより、音響技術者の早期育成を実現する革新的な教育プログラムです。「真耳」は、「聴能形成」を支援します。素晴らしい耳「ゴールデンイヤー」を持つ人々は、音楽家を始めとして、楽器の調律師、録音エンジニアなどの音の作品作りに関わる専門家はもとより、オーディオ機器の開発、騒音対策技術者など、音に関わるあらゆる分野において活躍していますが、実務でこのような技術者を育成するには長い期間がかかりました。「聴能形成」は、このような能力をできるだけ早く獲得するための教育プログラムです。

音の物理量と心理量の関係を調査する「聴感実験」

ヘッドホン受聴によるPDAを用いた応答集計の実験風景写真「真耳」は、音の物理量と心理量の間にある法則性を探るための「聴感実験」を支援します。「聴感実験」には、目的に応じて、種々の体系化された実験手法が確立されています。「真耳」は、一対比較法、系列範疇法、SD法などをはじめとする多数の実験手法をサポートしています。

システム構成

【ハードウェア構成】
ホスト・コンピュータ Windows Vista/7/8/8.1/10
応答端末 Windows Vista/7/8/8.1/10
オーディオ・インターフェース ホスト・コンピュータ内蔵のサウンド・カード(*1)など
その他 サウンド再生用オーディオ機器(アンプ、スピーカなど)、LAN(*2)、各種接続ケーブル他
【ソフトウェア構成】
ホスト・ソフトウェア 「真耳」ホスト・アプリケーション・ソフトウェア for Windows
基本機能
音刺激の再生スケジュール作成・実行など
被験者アンケート機能
被験者情報の管理(応答端末によるデータ取材機能を含む)
聴能形成機能
聴能形成のための測定計画・測定実行・結果管理など
聴感実験機能(*3)
聴感実験のための測定計画・測定実行・結果管理など
SD法モジュール
一対比較法・系列範疇法モジュール
ME法モジュール
応答端末・ソフトウェア 「真耳」応答端末・アプリケーション・ソフトウェア for Windows
基本機能
ホスト・コンピュータとの通信機能他
被験者アンケート機能
被験者情報のデータ取材のためのユーザ・インターフェース
聴能形成機能
聴能形成の応答収集のためのユーザ・インターフェース
聴感実験機能
聴感実験の応答収集のためのユーザ・インターフェース
SD法モジュール
一対比較法・系列範疇法モジュール
ME法モジュール

*1:測定結果の信頼性を確保するために、当社では高品質のサウンドカードを推奨しています。
*2:ご使用の環境によっては、スイッチングハブなどの機器が必要になる場合があります。また無線LANを使用する場合は、無線LANアクセスポイント、無線LANカード等が必要となります。
*3:これら以外の精神物理学的測定法(被験者調整法、極限法、PEST法など)も対応可能です。その場合、測定に利用可能な応答端末は1台のみとなります。
*4:「真耳」システムには測定結果の統計処理ツールは含まれていません。
*5:「真耳」システム・ソフトウェアは、基本機能+オプション機能(モジュール)という形で提供されています。 目的に応じて自由にシステムを構成することが可能です。

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