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頭部伝達関数測定システム

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頭部伝達関数測定システム(頭部伝達関数による立体音場の実現)

頭部伝達関数イメージ 頭部伝達関数測定システムは、インパルス応答測定技術とカスタム仕様のマイクロホン移動装置 MTシリーズを組み合わせ、膨大な数の頭部伝達関数を短時間で自動測定するシステムです。
頭部伝達関数(HRTF、Head-Related Transfer Function)とは、自由音場に頭がないときの両耳の中心位置から、頭があるときの外耳道入口または鼓膜までの伝達関数と定義され、簡単に言えば人間の頭や耳が音の伝わり方に及ぼす影響を表現したものです。
頭部伝達関数は、聴覚の方向知覚の基礎データとして知られ、基礎研究をはじめ擬似サラウンドシステムや立体音場再現など、様々な用途でご活用いただけます。
日常生活において人はあらゆる音に包まれています。そのため、音響技術によって「まるでその場にいる様なリアリティのある空間(立体音場)」を再現するには、「上下、左右、前後」あらゆる方向から音が聞こえてくる感覚をいかに提示するかが重要になってきます。
コンシューマ製品でも近年、ヘッドホンやテレビに内蔵されたスピーカのみを用いてサラウンド音声を再生するようなシステムが製品化されています。このような機能の実現には、人間聴覚の基礎データとして頭部伝達関数の振る舞いを知ることが重要になります。

ダミーヘッドマイクロホンによるHRTFの測定

HRTFを測定するには、ダミーヘッドマイクロホンを使用する方法と、実際の人間の特性を実測する方法の2種類があります。ダミーヘッドマイクロホンは、両耳の位置にマイクロホンが内蔵されており、人間の平均的な頭、耳の形状を模擬しています。しかし、頭、耳、肩の形状は人によって様々であるため、聞こえ方には個人差があります。ダミーヘッドマイクロホンの種類も様々で、頭や耳の形状も異なります。バーチャルリアリティの実現目的でダミーヘッドマイクロホンを使用する場合は、あくまで人間の平均的な頭、耳の形状を再現したものであることに留意することが必要です。
また、頭部伝達関数は音源の方向により異なります。あらゆる方向(方位角、仰角)に対する頭部伝達関数を測定するためには、マイクロホン移動装置を利用した自動測定が有効です。

ダミーヘッドマイクロホンの写真
ダミーヘッドマイクロホン耳部のディテールの写真
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