
あらゆる騒音対策の基本は、音が放射されている場所に対して対策を行う「音源対策」です。音源対策を実施するためには、音が放射されている場所、評価点に対して寄与の大きい場所を的確に把握する必要があり、それを私達は「音源探査」と呼んでいます。Noise Visionは音源探査を効率的に行うことを目的として開発された、まったく新しいコンセプトのシステムです(特許出願中)
これまでの音源探査システムに大きく欠如しているものは何でしょうか?
その一つを私たちは「方位・方向」と考えました。Noise Visionは、「音を放射している物体が、周囲のどこにあるかわからない。」という状態から音源探査を行うことのできる、「全方位」音源探査システムです。これに対して、これまでの音源探査システムは、「音を放射している物体に対して、どの部位が最も寄与が大きいか」という視点で音源探査を行います。つまり、何らかの方法で音を放射している対象を絞り込んだ状態からでないと使用できないのです。
Noise Visionのセンサーは、音響測定器としては珍しい球体です。その表面には31個のマイクロホンを装備。センサーの周囲のいかなる方向から到来する音に対しても、一度の測定で音源探査解析ができるように設計されています。
音に限らず、これからの計測器に要求される事項は何でしょうか?
その一つを私たちは「可視化」と考えました。音は目に見えるものではありません。しかし何とかして目に見えるものにすることで、わかりやすく、説得力のあるデータになることは間違いありません。
Noise Visionはこの「可視化」に徹底的にこだわり、センサーを取り囲むすべての方向の周辺画像を取り込むために12個のCCDカメラをシステムに組み込みました。死角がほとんどできないようにカメラの位置を選定し、広角レンズを使用しています。そして、最終的な音源探査結果を撮影された写真上で評価するシステムを完成させました。写真上に音源探査結果を重ねて表示することにより、誰の目から見ても明らかな形で騒音対策上の問題点が指摘できるようになります。
製品やサービスの提供において、企業に求められる価値とは何でしょうか?
その一つを、私たちは「スピード」と考えました。実際以前にも増して、騒音対策業務でも短時間で確実な成果を出すことが求められるようになってきています。
Noise Visionは「システムの設置」「計測」「分析・レポート作成」といった作業工程それぞれを徹底的に見直し、各工程において大幅な時間短縮に成功しています。その違いは実際に体験していただけば明らかです。音源の情報をすばやく解析し、可視化するNoise Visionは、エンジニアの皆様を煩雑な業務から開放いたします。
私たちはこれまでも、様々なお客様の音響計測・シミュレーションのお手伝いをさせて頂きました。また、年間数百にものぼる音響コンサルティング実績を誇っています。常時稼動を前提とするシステムのメンテナンス実績も豊富で、システム導入後も確実なサポートをお約束いたします。
また機器の販売と並行してNoise Vision計測システムを利用した音響測定・コンサルティングサービスも実施。トラブルシューティングとして実施されることの多い音源探査において、機動力あるサービスを提供致します。
| センサー (球バッフルマイクロホン) | ||
|---|---|---|
| 通常センサー | 中型センサー | 小型センサー |
| 約 W338xD275xH855mm (最大) | 約 W300xD240xH840mm (最大) | 約 W228xD200xH822mm (最大) |
| 約 W338xD275xH680mm (最小) | 約 W300xD240xH640mm (最小) | 約 W228xD200xH610mm (最小) |
| 球体部 直径 260mm | 球体部 直径 200mm | 球体部 直径 165mm |
| 重量 7.8kg | 重量 4.0kg | 重量 3.6kg |
| マイクロホン31本内蔵 | マイクロホン31本内蔵 | マイクロホン31本内蔵 |
| CCDカメラ12個内蔵 | CCDカメラ12個内蔵 | CCDカメラ12個内蔵 |
| 適用周波数 200Hz〜5000Hz | 適用周波数 260Hz〜6500Hz | 適用周波数 315Hz〜8000Hz |
| ADコンバータ (TEAC LX-20) |
|---|
| 約 W300xD200xH115mm |
| LAN[RJ-45] or IEEE1394*1 接続 |
| カメラ切換ユニット |
|---|
| 約 W140xD255xH75mm |
| USB 接続 |
| Noise Vision フロントエンド (オプション) |
|---|
| 約 W400xD330xH265mm |
| ADコンバータ内蔵 |
| カメラ切換ユニット内蔵 |
| AC/DC電源入力対応 |
| ホストPC |
|---|
| OS: Windows2000, Windows XP |
| CPU: Intel Pentium4 2.5GHz以上 |
| メモリ: 512MB以上 (1GB以上推奨) |
| HDD: 空き容量2GB以上 |
| 画面解像度: 1024x768(XGA) pixel以上 |
| USB2.0 ポート空き2つ以上 |
| LAN[RJ-45]ポート (100BASE-TX以上) or PCMCIA/PCI空きスロット1つ以上*2 |
*1:LANもしくはIEEE1394の選択が可能です。小型センサーを選択の場合はIEEE1394を推奨致します。
*2:ADコンバータに応じて対応するポートが必要となります。IEEE1394の場合は指定のインターフェースが必要となります。
| Noise Vision収録システム |
|---|
| 音声収録機能*3 |
| 入力レベル監視機能 |
| オートレンジ機能 |
| カメラ静止画収録機能 |
| カメラ動画収録機能 |
| 回転数信号収録機能 (2ch) |
| トリガ機能 (レベルトリガ、外部トリガ) |
| フィルター機能 (FLAT、A特性、C特性) |
| 周波数分析機能 |
| 収録音声試聴機能*4 |
| 収録音声ファイル出力機能 |
| 収録画像ファイル出力機能 |
| Noise Vision分析システム |
|---|
| 音源探査機能 音源探査は、ビームフォーミング法をベースに、 独自のアルゴリズムで高精度にチューニングした手法で行います。 |
探査可能周波数*5: 200Hz〜5000Hz or 300Hz〜8000Hz
|
| 探査結果ファイル出力機能*6 |
| 探査結果コピー機能*7 |
| オプション |
|---|
| 音源強度レベル差算出ソフトウェア*8 |
| バッチ処理機能*9 |
| アニメーション作成ソフトウェア*10 |
| PPT出力支援ソフトウェア*11 |
| リアルタイム分析ソフトウェア*12 |
*3:収録可能時間はホストPCのハードディスク容量によります。
*4:ホストPCにサウンドデバイスが必要となります。
*5:使用するセンサーによって異なります。
*6:探査結果イメージをWindowsビットマップ形式もしくはJPEG形式で出力する機能です。
*7:探査結果イメージをクリップボードにコピーする機能です。
*8:探査結果の差分を計算し、騒音対策前後の効果量を算出します。
*9:設定された計算条件の下で自動的に音源探査計算をする機能です。
*10:探査結果をアニメーション表示する際に、その作成を支援するソフトウェアです。
*11:音源探査分析とPPTレポート作成を自動で行うソフトウェアです。
*12:音源探査分析を収録と同時に行い、表示する機能です。
