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平面アレイ音源探査システム Noise Vision - OTAR

平面アレイ音源探査システム Noise Vision - OTAR

平面アレイ音源探査システム Noise Vision - OTAR

Noise Visionシリーズに加わった、マイクロホン配置を最適化した平面アレイで、その形状からOptimized Typhoon ARray (OTAR)と呼ばれています。(特許出願中)

その最大の特徴は、その音源分解能力です。例えば5m離れた点からの測定で数cmの音源分解能を発揮し、風洞実験設備での自動車,オートバイ等機器の風騒音源の可視化や屋外での工場や建設機械等の音源の可視化に威力を発揮します。またセンサーのサイズも2種類をラインアップし、小さな製品からの発生音可視化にも威力を発揮します。
定評あるセットアップの簡便さ、ソフトウェアの使い勝手はそのまま受け継ぎ、効率的な音源探査を行うことができるシステムに仕上がりました。

新設計のマイクロホンアレイ OTAR

OTAR 本システム用に開発したマイクロホンアレイは、非常に特徴的なもので、その形状から、Optimized Typhoon ARray (OTAR)と呼ばれています。
OTARには2種類のマイクロホンアレイがあります。
 一つ目は大型センサー(OTAR6001)で、直線形状と曲線形状との2種類のサブアレイで構成されています。従来技術では、複数の直線或いはスパイラル曲線に沿ってマイクロホンを配置することが行われていましたが、OTAR6001は特性の異なる2種類のモジュールを組み合わせることにより、高い音源分解能を確保しながら、ゴーストの発生を最低限に抑えることを可能にしました。  2つ目は中型センサー(OTAR3001)で、マイクロホン数を30本に抑えたソリューションです。全方位型の音源探査システムとは入出力機器が共通で、センサー部分だけ交換すれば両方のシステムを簡単に利用できます。少ないマイクロホン数ながら、ゴースト成分が低く抑えられ、高精度な解析ができるのが特徴です。

高精細なカメラによる、精緻な可視化

カメラ クオリティの高い高精度のカメラを採用し、高度な可視化要求に対応します。 OTARと独自の最適化ビームフォーミングによって得られる高い音源分解能を生かして可視化するためには、カメラにも相応の能力が求められます。数センチ、数ミリ単位での精緻な音源同定に相応しい画像クオリティが得られ、写真上で音源を可視化する場合の大きな武器になります。

最適化ビームフォーミング

計算結果 低周波域での高い音源分解能と、高周波域での低いゴースト性能を両立する、最適化ビームフォーミング手法を採用します。この手法は、これまでの球面ビームフォーミングシステムで培ってきたもので、特に低周波域での性能向上に大きな力を発揮します。また、高周波ではOTARそのもののマイクロホン配置による特徴から高周波までゴースト成分を低く抑えることができます。

強力な「仮想リファレンス解析」機能

ビームフォーミングの結果から仮想的に音源信号波形を推定し、その波形を仮想的な参照信号として解析を行う「仮想リファレンス解析機能」を提供します。可視化結果から、リファレンス信号とコヒーレントな成分を除外して隠れた音源を浮き上がらせたり、またはコヒーレントな成分だけを残して更なる解像度の向上を考えたりと、さまざまな利用が可能です。
また、実験の際にリファレンスセンサーを設置する必要がなく、分析の際に自由にその位置を設定できるのも魅力です。
また、通常の参照信号を使ったコヒーレンスフィルタリングももちろん可能です。

簡便で使い勝手のよいソフトウェア

複雑なアルゴリズムで音源を同定する音源探査において、ソフトウェアはシステムの使い勝手を大きく左右する重要な要素です。Noise Visionソフトウェアは、シンプルなユーザーインターフェイスで使い勝手を追求。まずは現場で真に「使える」ソフトウェアを目指して、わかりやすいユーザーインターフェイス設計に努めています。効率的にデザインされたソフトウェアでは、データ収録から解析・レポート作成まで、高度な解析が思うままに可能です。時間領域の解析や仮想リファレンス機能等、複雑な処理も直感的に扱えるユーザーインターフェイスで、短時間に結果を導くことができます。また、リアルタイム解析機能もラインアップされ、音源の変化をリアルタイムに観測することができます。

ハードウェア構成

センサー (平面型マイクロホンアレイ OTAR)
大型センサー (OTAR6001) 中型センサー (OTAR3001)
直径: 2.7m 直径: 1.2m
マイクロホン数: 60 マイクロホン数: 30
高精度カメラ: 1式 高精度カメラ: 1式
適用周波数 100Hz〜10000Hz 適用周波数 200Hz〜10000Hz
ホストPC
OS: Windows XP, Windows Vista, Windows 7
CPU: Intel Core 2 Duo 2GHz以上
メモリ: 2GB以上
HDD: 空き容量1GB以上
画面解像度: 1024x768(XGA) pixel以上
USB 2.0 ポート空き2つ以上
LAN[RJ-45]ポート (100BASE-TX以上)
その他機器
ADコンバータ (for OTAR6001): 64チャンネル入力対応 (機種についてはお問い合わせください)
ADコンバータ (for OTAR3001): 全方位型音源探査システムに準じます。
ケーブル変換コネクタボックス

ソフトウェア構成

Noise Vision収録システム
音声収録機能*3
入力レベル監視機能
オートレンジ機能
カメラ静止画収録機能
カメラ動画収録機能
回転数信号収録機能 (2ch)
トリガ機能 (レベルトリガ、外部トリガ)
フィルター機能 (FLAT、A特性、C特性)
周波数分析機能
収録音声試聴機能*4
収録音声ファイル出力機能
収録画像ファイル出力機能
Noise Vision分析システム
音源探査機能:
音源探査は、標準的なビームフォーミング法をベースに、独自のアルゴリズムで最適化した手法で行います。
分析可能周波数*5: 200Hz〜10000Hz
  • ナローバンド解析
  • 1/1、1/3オクターブバンド解析
  • オーバーオール解析
音源可視化結果ファイル出力機能*6
音源可視化結果コピー機能*7
オプション
音源強度レベル差算出ソフトウェア*8
バッチ処理機能*9
アニメーション作成ソフトウェア*10
PPT出力支援ソフトウェア*11
オーダートラッキング分析分析ソフトウェア*12

*3:収録可能時間はホストPCのハードディスク容量によります。
*4:ホストPCにサウンドデバイスが必要となります。
*5:使用するセンサーによって異なります。
*6:音源可視化結果イメージをWindowsビットマップ形式もしくはJPEG形式で出力する機能です。
*7:音源可視化結果イメージをクリップボードにコピーする機能です。
*8:音源可視化結果の差分を計算し、騒音対策前後の効果量を算出します。
*9:設定された計算条件の下で自動的に音源可視化計算をする機能です。
*10:音源可視化結果をアニメーション表示する際に、その作成を支援するソフトウェアです。
*11:音源可視化分析とPPTレポート作成を自動で行うソフトウェアです。
*12:回転機械の回転数に同期した音源可視化分析を行い、表示する機能です。

システム構成例

システム構成例

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